
共有名義の家はリースバックできる?同意と進め方
夫婦や親子・兄弟の共有名義の家でもリースバックできるのかを解説。共有者全員の同意が必要な理由、持分だけの売却が難しい事情、スムーズに進めるための準備をまとめます。
約4分で読めます
夫婦や親子、兄弟で共有している家でも、リースバックは可能です。ただし「共有者全員の同意」が前提になる点に注意が必要です。
✓この記事のポイント
- 共有名義の不動産は、原則として共有者全員の同意で売却する
- 一人でも反対すると、不動産全体のリースバックは難しい
- 自分の持分だけの売却は可能だが、買い手が限られ条件も不利になりやすい
- 離婚・相続が絡む場合は権利関係の整理が先
- 全員の意思を確認し、書類をそろえてから進めるとスムーズ
共有名義とは
共有名義とは、1つの不動産を複数人が持分で所有している状態です。次のようなケースで生じます。
- 夫婦でローンを組んで購入(ペアローン等)
- 親子で資金を出し合って購入
- 相続で兄弟が共同相続した
共有名義のリースバックは全員の同意が必要
一人でも反対するとできない
不動産全体の売却(リースバック)には、共有者全員の同意が必要です。一人でも反対すると、物件全体を売却することはできません。まずは共有者間で方針を合わせることが第一歩です。
自分の持分だけ売れる?
法律上、自分の持分だけを売ることは可能です。ただし、持分だけを買う相手は限られ、価格も不利になりがちで、リースバックとして住み続ける形にはなりにくいのが実情です。現実的には、全体を売却する方が条件を整えやすくなります。
スムーズに進めるには
共有名義で進める準備
- 共有者全員に方針を説明し、同意を得る
- 登記簿で持分割合を確認する
- 共有者全員の本人確認書類を準備する
- 離婚・相続が絡む場合は権利関係を先に整理する
- 全員が契約に参加できる日程を調整する
離婚が絡む場合は離婚時のリースバック、必要書類は必要書類と手続きもご確認ください。
よくある質問
Q. 親が認知症で同意が取れない場合は? A. 判断能力に不安がある場合、成年後見制度などの手続きが必要です。専門家に相談しましょう。
Q. 兄弟の一人が反対しています A. 全体売却はできません。話し合いで方針を合わせるか、持分売却など別の方法を検討します。
Q. 持分売却でも住み続けられますか? A. 一般には難しいです。住み続けるなら、全体を売却してリースバックする形が現実的です。
まとめ
共有名義の家のリースバックは、共有者全員の同意が前提です。持分だけの売却は条件が不利になりやすいため、まずは共有者間で方針を合わせましょう。離婚時のリースバックや必要書類と手続きもあわせてご確認ください。
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この記事の執筆・監修
リースバックス 編集部編集部
リースバック・不動産売却に関する情報を、公的機関や事業者の公開情報をもとに調査し、利用者目線でわかりやすくお届けする編集チームです。制度や相場は変化するため、最新情報は専門家への確認を推奨しています。
監修:松浦 誠大宅地建物取引士
株式会社ハース所属の宅地建物取引士。大阪・梅田を拠点に、リースバックを含む不動産売買・賃貸借の実務に携わる。実務者の視点から、記事内容の正確性を確認しています。
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