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本社ビル・自社ビルの売却で資金調達|移転しない「売却×賃借」という選択
法人・事業用

本社ビル・自社ビルの売却で資金調達|移転しない「売却×賃借」という選択

本社ビル・自社ビルの売却による資金調達を解説。移転を伴う通常売却とリースバックの比較、財務改善・投資・事業承継への資金活用、「本社を売る」ことへの周囲の見え方と秘密厳守の進め方をまとめます。

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大阪・関西の法人向けリースバックのページでは、対象物件・仕組み・ご相談の流れをまとめています。

大手企業が本社ビルを売却して資金を確保するニュースは、いまや珍しくない財務戦略の一つです。同じ手法は中小企業でも使えます。リースバックを組み合わせれば、本社を移転せず、そのまま使い続けながらまとまった資金を調達できます。

この記事のポイント

  • 本社ビルの売却は、大企業では一般的に行われている財務戦略の一つ
  • リースバックなら売却後も賃借して同じ本社を使い続けられ、移転が不要
  • 移転を伴う通常売却と違い、登記・名刺・取引先への案内などの変更コストが生じない
  • 資金は財務改善・成長投資・事業承継などに活用できる
  • 登記を調べない限り外からは分かりにくく、公表義務のない非公開の取引として進められる

本社売却は「経営危機」ではなく財務戦略

不動産を持たず賃借で事業を行う経営(持たない経営)は、資本効率の観点から広く採用されている考え方です。本社ビルという大きな固定資産を現金化し、本業への投資や財務体質の改善に振り向けることは、上場企業でも行われる合理的な選択肢です。仕組みの基礎は法人向けセール&リースバックの解説をご覧ください。

中小企業の場合、本社ビル・自社ビルは会社の資産の中で最も大きな割合を占めることが多く、眠っている資産を動かすインパクトはむしろ大企業より大きいといえます。

通常売却との比較|移転するか、しないか

本社ビルを売却して資金化する方法は、大きく「移転を伴う通常売却」と「移転しないリースバック」の2つです。

観点通常売却(移転あり)リースバック(移転なし)
事業への影響移転期間中の業務停滞が生じ得る同じ場所で事業を継続
移転コスト引越し・内装・原状回復費用が発生不要
取引先・採用への影響所在地変更の案内が必要、立地変化の影響も外見上の変化なし
登記・名刺・許認可本店移転登記や各種変更手続きが必要変更不要(所有権のみ移転)
売却価格市場価格で売りやすい市場価格の6〜8割が目安
継続コスト新オフィスの賃料現本社の賃料

売却価格だけを比べれば通常売却が有利ですが、移転には引越し費用・内装費・業務停滞・取引先や従業員への影響といった見えにくいコストが伴います。本社の立地や環境が事業の強みになっている場合は、リースバックの優位性が大きくなります。

どちらが有利かは資金需要と事業計画しだい

「できるだけ高く売りたい・立地へのこだわりがない」なら通常売却、「事業を止めず、対外的な変化なく資金化したい」ならリースバックが候補になります。両方の査定を取り寄せて比較するのが確実です。

調達した資金の主な使途

  • 財務改善:借入金の圧縮、資金繰りの安定化(資金繰り改善の解説
  • 成長投資:設備投資・新規出店・人材採用・システム投資の原資
  • 事業承継:自社株の買い取り資金や納税資金の準備、後継者に引き継ぐ資産の整理
  • バランスシートのスリム化:固定資産を圧縮し総資産を減らすことで、ROAなどの財務指標の改善が期待できます。詳しくはオフバランス効果の解説をご覧ください

会計・税務上の扱い(売却損益の計上やオフバランスの可否)は契約条件によって変わるため、実行前に顧問税理士など専門家へ確認することをおすすめします。

「本社を売った」と知られないか

「本社を売る=経営が苦しい」と見られないか、という懸念はよくいただきます。実際には次のとおりです。

  • リースバックは公表義務のない相対取引であり、プレスリリース等を出す必要はありません
  • 売却後も同じ本社で事業を続けるため、看板・住所・電話番号は変わらず、外見上の変化はありません
  • 所有者の変更は登記を調べない限り分からず、取引先や従業員に知られにくい取引です

賃料負担と契約条件の確認を

売却後は賃料が継続的な固定費になります。売却価格と賃料のバランス、契約形態(普通借家・定期借家)、契約期間、買い戻し条件を必ず確認し、長期の事業計画と整合するかを検討してください。

よくある質問

Q. 中小企業の小さな自社ビルでも売却できますか? A. 規模の大小より、立地や建物の汎用性が重視されます。駅近など賃貸需要のあるエリアの事務所ビルは条件が出やすい傾向があります。

Q. 本社の一部を他社に貸しているビルでも対象になりますか? A. 一部テナントが入るビルも対象になり得ます。テナントとの賃貸借契約書やレントロールをもとに、収益物件として査定されます。

Q. 将来、本社を買い戻すことはできますか? A. 契約時に買い戻しに関する条件を定めておけば、将来買い戻せる場合があります。可否・価格・期限は契約条件によるため、条件提示の段階で確認しましょう。

Q. 銀行からの借入が残っている本社ビルでも売却できますか? A. 売却代金で残債を完済し、抵当権を抹消できることが前提です。残高証明書をもとに早めに確認することをおすすめします。

まとめ

本社ビル・自社ビルの売却は、大企業に限らず中小企業でも活用できる財務戦略です。リースバックを使えば、移転コストや対外的な影響を避けながら、財務改善・投資・承継の資金を確保できます。手続きの流れは法人リースバックの流れ、サービスの詳細は法人向けリースバックをご覧ください。

大阪・関西の法人のご相談は、無料相談フォームよりお気軽にどうぞ。

この記事の執筆・監修

リースバックス 編集部編集部

リースバック・不動産売却に関する情報を、公的機関や事業者の公開情報をもとに調査し、利用者目線でわかりやすくお届けする編集チームです。制度や相場は変化するため、最新情報は専門家への確認を推奨しています。

監修:松浦 誠大宅地建物取引士

株式会社ハース所属の宅地建物取引士。大阪・梅田を拠点に、リースバックを含む不動産売買・賃貸借の実務に携わる。実務者の視点から、記事内容の正確性を確認しています。

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